2020年10月
上市町
【富山市A様邸】瓦屋根の葺き直し
- 工事期間
- 3日間
- 費用
- 400,000円前後
- お客様のご要望
- 雨風の酷い時に雨漏りがすると依頼をいただきまして屋根を見させていただいたところ、瓦じたいは銅線で縛るタイプの瓦でまだ綺麗な状態の瓦だったのですが、雨漏りの原因が下地にありました。
銅線で縛るタイプの瓦なのですが長年の雪等で銅線が伸びてきてしまって下地の弱い部分に瓦が埋ってしまうような形になり雨の多い日、風向きにもよりますが雨風の強い時に瓦の内側に雨水がまわってしまい雨漏りの原因となっていました。
屋根全体では雨漏りしてるのは数ヵ所だけで雨漏りしてる部分だけ直すということも可能でしたが今、雨漏りしてる部分だけ直しても他の部分でも同じ雨漏りの現象がおきる可能性が高かった為今回は瓦は既存の瓦を仕様して屋根全体の下地をなおして瓦を葺き直す工事をさせていただきました。 - 施工内容
- 屋根も広い屋根だったのでまずは屋根の片面をさらに半分割して瓦を外し、瓦をはずしてない部分にその瓦を一旦あずけて古い下地の瓦を縛ってある瓦桟と言う木材まで撤去します。古い下地は長年のほこりやコウモリ等の糞、雀の巣等があるので全て綺麗に撤去した後にまずは新しいベニヤ板をはっていきます。
その後に、もともとはありませんでしたがルーフィング(防水シート)をはって、瓦に合わせた寸法で瓦を縛る為の瓦桟と言う木材を取り付けていきます。
瓦を葺ける準備ができたらはずして一旦あずけておいた瓦を新しい下地の部分に配りなおして1枚1枚また銅線で縛っていきます。この時、瓦桟の寸法があまかったりすると銅線がまた早く伸びる原因に繋がるので元々よりもきつめに寸法とってあります。
配った瓦が葺き終わったら今度はまだ触ってない残りの部分の瓦をはずして新しく葺き直した瓦の部分にまた一旦あずけて、後は同じ事の繰り返しです。
今回は片面2分割したのでこの作業を両面で4回繰り返して最後に屋根のてっぺんの棟と言う部分を新しく積んで工事完了となります。