施工事例

堀井瓦店による施工事例

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2019年9月
上市町

【上市町M様邸】屋根の雨漏り修理

工事期間
3時間
費用
8,000円
お客様のご要望
屋根の瓦がずれているような気がすると依頼を受け見に行かせていただいたところ、屋根の棟の上部だけ中の泥が劣化してしまい砂のようになってしまっていました。
もちろんこのままにしておくと雨漏りとまではすぐにいきませんが、砂のようになってしまっている泥の上にのし瓦という四角い瓦が乗っているだけなので強風等でのし瓦が飛ばされたり、ずれがひどくなってくるとまだそんなにいたんでない棟の下部の方まで雨水がまわってしまい、最終的には雨漏り、となってしまいます。
正直、棟の下部はまだセメントもきいている状態なので棟をまるごと積み直す必要もありませんのでお客様と相談した結果、今回はあまり予算をかけないで棟の上部だけ積み直すという工事にさせていただきました。
近年ではちょっと瓦がずれてるだけで「放置すると大変なことになりますよ」と営業の人がまわってきて最終的に大事な工事になってしまうという事例も聞かせていただいておりますが、どんなに古い屋根、瓦でもなんとかするために瓦職人が存在しているわけで「放置すると大変なことになりますよ」と言うのは嘘ではありませんが的確ではないと思っています。たとえ何もしなくても屋根に関するアドバイス等も瓦屋さんの大切な仕事です。

工事内容
今回は棟の上部だけの工事なのでまずは棟の四角いのし瓦を上から3段のみはずして砂のようになってしまった古い劣化した泥を撤去していきます。
上部鬼瓦の付近には雀の巣もモッコリとありました、瓦の中に巣があるのは日常茶飯事ですがシーズンによってはヒナがいたりして撤去に気が引けたりもします。瓦屋さんにとっては「永遠のテーマ」ですね。
古い泥の撤去が終わったら屋根の下地から出ている銅線、のし瓦の連結するための銅線を繋ぎ直します。
次に新しい規制品の泥を入れながらのし瓦を1枚1枚積んでいきます。今回は上部から3段だけなのでこの作業を3回繰り返し、最後にてっぺんの丸冠をかぶせステンレス線を張り下から出ている銅線でしめて工事完了となります。
写真のbeforeは工事途中のものになります。
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